コラム

ピアスに関する都市伝説トリビア

ピアスの穴あけでご来院の方と色々お話していますと、よく「ネットには・・・とありましたが、本当なんですか?」のような質問を受けます。しかしながら聞いてみると、医学的根拠のまったくないトンデモ説であることがほとんどです。
今回はそんなトンデモについて、お話しようと思います。

軟骨は太めの14Gの方がよいのでしょうか?

どこの誰がこのような根拠のないガセネタ情報を流し始めたのやら今となってはわかりませんが、軟骨も耳たぶと何ら変わりません。
14Gの方が安定しやすいなどということがあるなら、耳たぶの方こそ、よほど穴は塞がりやすく太めの14Gで穴あけすべきという論理になります。さらに、太い方が安定するならば14Gと言わずに12Gにした方がさらに安定するのではないのかという奇妙な結論に至ります。もちろん、そのような事実はありませんが。
ホームページの方にも詳しく書いていますが、16Gにするか14Gにするかは、まったく個人の好みです。
当院は、軟骨の女王(!?)ともいうべきインダストリアルピアスの穴あけに関しては、ピアスはご自分で購入してくるようにお願いしていますが、このインダストリアルでさえ5人に1人は16Gをご持参なさってます。
アンテナなどヘリックスに自分で穴あけされている方などは、16Gどころかさらに細い18Gで、複数の箇所に綺麗にピアスを安定して保持していらっしゃる方も珍しくありません。

では、14Gのメリットって何かあるのでしょうか?正直、インダストリアル以外はあまり積極的な利点は見当たりません。
インダストリアルピアスの場合、両端のボールなり石なりだけではなく、シャフト(軸の棒)自体もアピール対象になります。その分、わずかでも太い方が存在感はあると言えるでしょう。
それ以外だと、現実的な理由としてボールの着け外しが、16Gに比べると若干ですが楽かな?というのもあります。別に老眼だからというのではなく、若い人であっても、4㎜のボールをつまんで16Gの細い軸にボールに空いた小さな穴を合わせて回すというのは、慣れるまではなかなか大変かもしれません。ただ、直径が16G(1.2㎜)から14G(1.6㎜)になったからといって急に着け外しが容易になるわけではなく、ほとんどの方は慣れてしまえば、着け外しの楽さも14Gと16Gで変わらないとおっしゃっています。

他方で、16Gのメリットはといえば、(1)ピアスを着けていない時でも馬鹿でかい穴を他人に見られることがない。(2)耳たぶ用のピアスを共用できる(何とっても16Gは世界のピアスのスタンダードです。あらゆるメーカーが圧倒的に豊富に様々なデザインピアスを製造しているので、ピアス選びには断トツです。)あたりでしょうか。特に後者の理由は無視できないメリットです。
大は小を兼ねるから14Gなら16Gもできるのでは?と思われるかもしれません。確かに入りますが、16Gと表記されていても腕時計の部品ではないので、実際はかなりいい加減に作られています。16Gと表示されていても、どう見ても18Gだろうというピアスもたくさんあります。そして、14Gの穴の場合、さすがにこのやや細めの16Gピアスをすると、穴はゆる過ぎるため姿勢が変わったり、髪や手がピアスに触れるたびにピアスが動いてしまい、ポジションがうまく決まらず不格好になります。

以上、ゲージにまつわる話をいくつか書いてみました。また、機会があれば、その他のトンデモ系のあるあるネタについて書いてみたいと思います。

インダストリアル・ピアス

今回は、2018年あたりから日本でも人気が浸透してきたインダストリアル・ピアスについて

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吉祥寺ビューティークリニックの(軟骨)ピアス穴あけ

軟骨ピアスは、ここ数年で一気に、男女、年齢を問わず、ファッションアイテムとして広く普及してきた感があります。

実際、きちんと信頼できるクリニックで穴あけすれば、その後のケアなども耳たぶと基本的に何ら変わりはありません。

吉祥寺ビューティークリニックのHPのピアスのページに詳しく書いておきましたが、軟骨に限らずピアスのトラブルの多くは、穴あけの時にピアスのトラブルについての詳しい指導をまったく受けていなかったり、軟骨を無理やりピアッサーで開けられたりすることが原因です。ピアッサーでは軟骨の場合、適切な向きに穴あけすることは、ほぼ不可能です。また、不自然な方向に穴あけした場合は、セカンドピアス以降にトラブルを招くリスクが著しく高まります。

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